BD-Jでは、悪意のあるアプリケーションを想定し、次のような機能の使用に関して制限を設けている。
- Local Storageの読み書き
- ネットワーク接続
- User Preferenceの読み書き
- 他のTitleへの切り替えや実行中のアプリケーションの制御
- VFSのアップデート
これらの機能をプログラム内で使用する場合、次の手順が必要である。
- 使用する機能を宣言した/CERTIFICATE/app.discroot.crt[unavailable]に入れる。
- 3のapp.discroot.crtのハッシュ値をAACSの情報に含める。
なお、4はBD-ROMの場合のみ該当するため、BD-RE/RやAVCHDを使用するアマチュアプログラマには関係ない。
関係する項目
- BDSigner: JARファイルへの電子署名
- BDCertGenerator: app.discroot.crtを生成
- AACS: Blu-ray Disc Pre-recorded Bookにおいて、app.discroot.crtとAACSの関係が記載されている