本ページではBD-Jにおけるオーディオミキシングのモデルについて説明する。
BD-Jでは次の3種類の音源を組み合わせて使用することが可能である。
- Primary Audio: Movie PlayListで管理される主音声
- Secondary Audio: Movie PlayListで管理される副音声
- Interactive Audio: Sound data fileから供給される、効果音などの短時間の音信号
音源間のミキシングのモデルは下図のとおりである。
Interactive Audio -----------------+ | Secondary Audio -->(D2)----+ | | | v v Primary Audio ---->(D1)-->(M1)--->(M2)--->(G)---> ^ ^ ^ | | | Pan/Gain Pan/Gain Gain Control Control Control
ここでD1、D2はデコーダを意味する。また、M1、M2はミキサーを意味し、それぞれSecondary Audio、Interactive Audioをミキシングする際のPanningおよびGainパラメータを調整可能である。さらに、GではM2の出力、すなわちすべての音源をミキシングした結果の音量調節を行うことが可能である。
なお、Gainパラメータは減衰方向のみ可能である。
関連する項目
- Interactive Audioの再生: sound.bdmv再生のサンプルコード
- Interactive Audioの定位制御: M2におけるpanning制御のサンプルコード
- Primary Audioの音量設定: M1におけるgain制御のサンプルコード
- 全体音量の設定: Gにおけるgain制御のサンプルコード