Xletとは、BD-Jにおけるアプリケーションの最小単位である。以下、Xletに関する各種情報をまとめる。
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Application Manager
Xletはプレーヤーに組み込まれたApplication Managerによってそのライフサイクルを制御されている。
Application ManagerがXletのライフサイクルを制御するためのインタフェースがjavax.tv.xlet.Xletであり、BD-Jアプリケーションはこのインタフェースを実装する必要がある
Application ManagerがXletのライフサイクルを制御するためのインタフェースがjavax.tv.xlet.Xletであり、BD-Jアプリケーションはこのインタフェースを実装する必要がある
Xletのライフサイクル
Xletのライフサイクルとその制御方法については「Xletのライフサイクル」を参照されたい。
Application Identifier
各XletはApplication Identifierと呼ばれる固有のIDを割り当てられ、XletはこのIDを通じて特定される。詳細については「Application Identifier」を参照されたい。
AppsDatabase
現Titleに属するXletに関するデータベースを提供するのがorg.dvb.application.AppsDatabaseクラスである。
このクラスを使用することで以下のことが可能となる。
このクラスを使用することで以下のことが可能となる。
- 現Titleに属するXletのリストの取得
- 指定したXletの属性の取得(AppAttributes)
- 指定したXletの制御・状態取得のためのProxyの取得(AppProxy)
Inter Xlet Communication (IXC)
セキュリティ上、異なるXletは別のクラスローダによりロードされることになっており、別のXletのpublicなメソッドや変数を直接参照することはできない。その代わりにIXC(Inter Xlet Communication)という仕組みを使いインタフェースを公開したり、公開されたインタフェースを通じてメソッド呼び出しなどを行うことが可能となっている(署名つきXletに限る)。
関連する項目
- applicationManagementTable: Xletに関する各種情報を格納
- MHP: Xletのライフサイクルについて、9.1節および9.2節に詳しく説明されている。
- Xlet情報の取得: AppAttributesのサンプルコード
- Xletの制御とXlet状態遷移イベントの取得: AppProxyのサンプルコード
- Xlet間の通信: IXCのサンプルコード