applicationManagementTableは、BD-J Objectを構成するXletに関する情報であり、BD-J Object fileに含まれている。
本ページでは、ツールbdjoのXML形式のデータフォーマットで定義された名前を使ってその概要を説明する。
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applicationManagementTableは、対応するBD-J Objectを構成するXletの個数分の要素applicationsで構成される。要素applicationsは以下の要素で構成される。
要素名 | 意味 |
applicationDescriptor | 下を参照 |
organisation_id | XletのIDであるApplication Identifierの構成要素 |
application_id | XletのIDであるApplication Identifierの構成要素 |
control_code | xletの起動・停止を制御する情報[0x1: AUTOSTART(自動起動), 0x2: PRESENT(他のXletから起動)]。詳しくはXletのライフサイクルを参照 |
type |
このうちapplicationDescriptorはさらに以下の要素で構成される。
要素名 | 意味 |
baseDirectory | JARファイル名(5桁の数字) |
binding | BD-J Title終了時およびBDメディア排出時のXletの生死を指定する情報。TITLE_BOUND_DISC_BOUND, TITLE_UNBOUND_DISC_BOUND, TITLE_UNBOUND_DISC_UNBOUNDの3種類から選択可能。詳しくはXletのライフサイクルを参照 |
classpathExtension | baseDirectoryで指定する以外のJARファイル名(5桁の数字)。複数ある場合は’;’で区切る |
iconFlags | |
iconLocator | |
initialClassName | Xletのクラス名 |
priority | |
profiles | |
visibility |
関連する項目
- MHP: applicationManagementTableは、Application Information Table(AIT)に相当。applicationDescriptorは、application descriptorとDVB-J application location descriptorに相当。これらについて第10章に説明がある
- Application Identifier
- Title unbound application用設定: bindingをTITLE_UNBOUND_DISC_BOUNDに設定したサンプル
- Disc unbound application用設定: bindingをTITLE_UNBOUND_DISC_UNBOUNDに設定したサンプル
- 同一Title内で別Xletを起動する場合の設定: controlCodeをPRESENTに設定したサンプル
- 既存パッケージを使用する設定: classpathExtensionを設定したサンプル